#4:検索機能をパワーアップする
Linuxデスクトップのほとんどにはパワフルな検索ツールが搭載されている。こういったツールはローカルディスク中のデータを迅速に検索し、アプリケーションやファイル、フォルダなどに手っ取り早くアクセスできるようにしてくれる。また、検索機能によっては、さらに1歩踏み込んでクラウドやその他のリモートストレージを検索してくれるものもある。Unityのオンライン検索についてはプライバシーの侵害であると非難する人も多いが、このツールは驚くほどパワフルだ。あなたがプライバシーについてどのような意見を持っているかは別にして、1カ所からさまざまな場所を検索するという能力によって、Linuxデスクトップはパワフルかつユーザーフレンドリーな環境となる。どのデスクトップを使用するかにかかわらず、そのデスクトップの検索能力を引き出すやり方を学ぶようにしてほしい。
#5:搭載されているパッケージマネージャを活用する
Linuxのディストリビューションにはすべて、パッケージ管理システムが搭載されている。そして最新のLinuxデスクトップでは、今日のモバイルフレンドリーな社会に適合した方法が採用されている。それは、ひとことで言えばアプリストアだ。「Ubuntu Software Center」や「App Grid」「Deepin Software Manager」を探してみれば(あるいは「Synaptic」でさえもある程度は)、簡単にインストールできるソフトウェアが大量に見つかるはずだ。ウェブブラウザをオープンしてアプリを検索するのではなく、組み込みのパッケージマネージャを常に使用するようにしてほしい。クリック1つでインストールできるアプリが数多く見つかるはずだ。
#6:GNOME 3に拡張機能を追加する
GNOME 3もユーザーフレンドリーな機能が数多く搭載されているデスクトップだ。そして、GNOME 3の力を引き出す方法の1つに拡張機能の利用がある。従来のメニューを追加したり、「Dash to Dock」(GNOMEのダッシュからドックを作り出す)、ウィンドウナビゲータ、カバーフロー、ウィンドウリスト、センサ、デスクトップ表示、輝度制御といったさまざまな拡張機能が見つかるはずだ。GNOME 3デスクトップをユーザーフレンドリーなものにする拡張機能を挙げていくと、50ページは超えるはずだ。