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ナデラCEOに聞くマイクロソフトの未来図(後編)--HoloLens、モバイル、パートナーシップ - (page 2)

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2015-07-23 06:30

--そういえば、パートナーシップについて考えたとき、Googleとパートナーシップを組んでGoogleがWindows 10のアプリを作るという可能性はあるのでしょうか?

 こちらとしては望むところです。決断するのは先方です。私は、ぜひ「Windows Phone」で「YouTube」を提供してほしいと思っています。Windows版の「Chrome」と同じように、素晴らしい仕事をしてほしいですね。

--Microsoftはそういったことについて積極的にやりとりしているのですか。

 あらゆる開発会社とやりとりしています。大規模なプレーヤーとの関係の一部には、一定の成熟した水準の関係が必要であり、われわれはすべてのプレーヤーとそうした関係を結びたいと考えています。もっとアプリケーションが増えてほしいのです。今ではMicrosoftはAndroidでもアプリを出していますし、これはいいことです。逆の方向でも同じことができればよいと思っていますし、そうすれば両方のユーザーが恩恵を受けられるでしょう。

--先ほど、「GigJam」と呼ばれる新しいサービスについて発表されましたが、これはまったく新たなアプリケーションのカテゴリを切り開くもののように見えます。このサービスはさまざまな境界線を越えるものです。あなたは数は少ないが、大きな賭けをしようとしていると話していると伺いました。GigJamはそれに当てはまりますか。ほかにも、まったく新しい分野に踏み出そうとしているものはありますか。

 問題は、何が核なのかということです。GigJamは1つのカテゴリです。また、GigJamは生産性とビジネスプロセスに関するサービスです。これを新しい「Office 365」のモジュールだと考えてみてください。現在のカテゴリの定義には縛られていないことが分かると思います。GigJamは単なる製作ツールではありません。単なるコミュニケーションツールでもありません。単なる開発ツールでもありません。そのすべてです。そして、すべてのデバイスにまたがっており、1つのデバイスだけに縛られてはいません。

 これまでは5種類のアプリ、5種類のデバイス、5種類のコミュニケーションセッションを提供していたのに対し、GigJamではその場でアプリケーションを生成して、今やっている仕事に合わせるという考え方をしています。われわれはそのすべてを提供します。これは革命的なコンセプトです。最初に「Outlook」を見た時のことを思い出してください。Outlook以前は、連絡先管理アプリと、電子メールアプリと、カレンダーが別々に提供されていました。Outlookはこれら3つのカテゴリを合わせて、まったく新しいアプリケーションを作り出しましたが、それ以降、この3つを別々のものとして考える人はいなくなりました。これは数は少ないが、成長する市場を狙う大きな賭けをすることの例だと言えます。

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