AWS、S3の新ストレージクラス「標準 - IA」を発表--低頻度でアクセスされるデータ向け

Chris Duckett (ZDNet.com.au) 翻訳校正: 川村インターナショナル 2015年09月17日 16時46分

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 Amazon Web Services(AWS)は、「Amazon Simple Storage Service」(「Amazon S3))の新しいストレージクラスを発表した。アクセス頻度の低いデータに最適で、標準ストレージと「Amazon Glacier」の中間に位置するストレージを提供する。

 「S3 標準 - 低頻度アクセス(標準 - IA)」と呼ばれるこの新ストレージオプションは、標準ストレージと比べると、1Gバイトあたりのストレージコストは低くなっているが、データ取り出しのコストは高くなっている。

 1Gバイトあたりのストレージ料金は、米国スタンダードリージョンで0.0125ドル、東京リージョンでは0.019ドルとなっている。

 データリクエストの料金は世界一律となる。データ取り出しは1Gバイトあたり0.01ドル、PUT、COPY、POSTリクエストは1000リクエスト当たり0.01ドル、GETリクエストは1万リクエスト当たり0.01ドル、標準 - IAクラスへのデータ移行リクエストは1万リクエストあたり0.01ドルである。

 「課金上は、128キロバイト未満のオブジェクトも128キロバイトの容量課金とする」と、AWSのチーフエバンジェリストであるJeff Barr氏はブログ記事で述べている。

 同氏はさらにこう述べる。「長期保管、バックアップ、災害対策のような用途でとても経済的でありつつ、必要があればすぐに古いデータを取り出すこともできる課金体系になると考えている」

 「新しいストレージクラスはご存知の既存のS3機能(セキュリティとアクセス管理の機能、ライフライクルポリシー、クロスリージョンレプリケーション、イベント通知を含む)全てを継承している」(同氏)

 Barr氏によると、標準-IAの可用性SLAは99%だという。

 Amazonはまた、9月1日よりGlacierの保存容量についての料金を値下げした。東京リージョンでの料金は、1Gバイト当たり月額0.0114ドルになった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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