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New! 懸念高まる産業機器のセキュリティ
調査

企業の将来を左右するのはセキュリティ、クラウド、アナリティクス

Conner Forrest (TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2015-11-04 06:45

 テクノロジの絶え間ない進歩によって、あらゆる規模の企業が同じ土俵で戦えるようになってきた。過去には大企業でしか利用できなかったものが、今では中小企業でもXaaSという形態で利用可能になってきている。しかし、こういったものが利用可能になっている一方で、中規模市場の企業はいまだに多くの難関や考慮すべき事項を数多く抱えている。

 プロフェッショナルサービスを提供するDeloitteは最近、中規模市場の企業に影響を与えるITというテーマで調査を実施し、「Disruption in the mid-market: How technology is fueling growth」(中規模市場におけるディスラプション:テクノロジはいかに成長を加速しているか)というレポートにまとめている。この調査の回答者500名のうち、半数は幹部クラス、残る半数がマネジメントクラスだった。また、企業のおよそ75%は非公開企業であり、残りのおよそ25%は公開企業だった。

 まず、企業が全般的にテクノロジをどのように捉えているのかについて見てみることにしよう。回答者のほぼ半数(48.0%)は、テクノロジが必要不可欠だ(差別化要因であり、成長に向けた鍵でもある)と答えている。そして35.6%は、テクノロジが戦略的な役割を有している(出費というよりも投資と見なされている)と答えている。残りのうち15.2%は必要だ(投資の場合もあるが、たいていは出費と見なされている)、1.2%は必要不可欠なものではない(必要ではあるが、投資というものではなく出費に過ぎない)と答えている。

 また、2014年の調査と比較すると、テクノロジ関連の支出が2015年に増えたとする回答者が67%おり、新規テクノロジへの追随とともに、新規テクノロジの導入にかかる予算確保が難題として挙げられている。この結果から、企業戦略とテクノロジの密接な関係が浮き彫りとなる。

 Deloitte Growth Enterprise Servicesの米国技術部門を率いるStephen Keathley氏は「実際のところ多くの企業の未来は、新たなテクノロジの活用や、既存の業務モデルや運用モデルに対する破壊的変革と密接につながっている」と述べている。

 では、その予算はどういったテクノロジに使われているのだろうか?

 この1年で企業が影響を受けたトレンドは何かという質問では、情報セキュリティ(サイバーインテリジェンス)とアナリティクス、クラウドインフラが回答の上位を占めた。一方、今後の1年で影響を受けそうなトレンドについては、情報セキュリティ(サイバーインテリジェンス)とアナリティクス、クラウドアプリケーションが回答の上位を占めた。

 このレポートにはさらに多くの情報も含まれているが、本記事ではこれら3つのトレンドについて解説する。まずは情報セキュリティからだ。

情報セキュリティ

 情報セキュリティは、この1年で最も重要なトレンド(17.2%)として、また今後の1年で最も重要となりそうなトレンド(17.4%)として、それぞれトップに挙げられている。

 セキュリティやプライバシーのリスクとして懸念されている主なものは以下の通りだ。

  • フィッシングと標的型攻撃:60.1%
  • 外部システム(ビジネスパートナーや顧客)との統合:52.5%
  • クラウドへの移行:47.5%
  • 社内アクセスの統制:46.2%
  • モビリティ:38.6%

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