Microsoftの「Dynamics CRM」事業を率いてきたBob Stutz氏が退社し、Salesforce.comの最高アナリティクス責任者(Chief Analytics Officer)に就任する。
Stutz氏は2012年4月にMicrosoftに入社し、数々の買収を手掛けてDynamics事業を築いてきた。また、同製品のクラウド、オンプレミスでの戦略や技術の方向性も導いてきた。
Salesforceでは製品担当プレジデントAlex Dayon氏のもとで、アナリティクス事業を統括する。
「Analytics Cloud」がSalesforceの成長の鍵を握ると目される中、SalesforceがStutz氏の採用によって得られるものは大きい。言うまでもなく、Stutz氏は主力の競合企業からからの転職であり、他のエンタープライズ企業との交友も広く、大企業の中で事業を組み立てた実績も積んでいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。