Microsoftは12月末に「Windows 10 Mobile」スマートフォン向けの「Power BI」アプリを発表したところだが、今回は「Windows 10」を搭載したPCとタブレット向けのPower BIをロールアウトする。
最新のPower BIアプリはタッチ向けに最適化されており、米国時間1月26日より「Windows Store」より無料でダウンロードできる。「Universal Windows Platform」(UWP)バージョンは次期ビデオ会議システム「Surface Hub」でも利用できるようになる予定だ。
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Power BIアプリは「Continuum」もサポートする。つまり、スマートフォンをディスプレイドックに接続して利用する際、アプリが自動で画面のサイズと解像度に合わせて調整する。
ゆっくりだが着実に、開発者はWindowsアプリをUniversal Windows Platformアプリにアップデートしているようだ。クラウドストレージのDropboxは先週、Universal Windows Platform版のアプリをロールアウトすると発表した。まずはWindows 10ベースのPCとタブレットをサポートする。
Windows 8では、開発者はさまざまな端末ターゲットに向けて複数のアプリケーションを用意する必要があった。だがUniversal Windows AppとしてWindows 10アプリを作成すれば、コードのほとんどがWindows 10ベースのPCだけでなく「Windows Phone」「Xbox One」、そして将来的にARデバイス「HoloLens」で動くということになる。
Microsoftは、あるプラットフォームで開発すればさまざまなフォームファクタ向けのアプリにも変換できることを開発者に継続してアピールしていく。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。