かつてのIT部門は、このようなかたちでユーザーとやり取りしていなかったと同氏は確信している。同氏は「過去を振り返った場合、開発者向けツールは緑一色の画面と極めて単純なスクリプト、貧弱なユーザーエクスペリエンスやコラボレーション機能など、劣悪なものだった」と述べ、「こうした状況は劇的と言えるほどに改善されてきている」と続けた。
PagerDutyでは、アラートの統合プロセスや通知プロセスを単に自動化するだけでなく、関連プロセスに機械学習を適用し、どのアラートが最も重要なのかを判断するプロセスも自動化している。
同氏は「これは、問題を可視化するとともに、その問題が大きいのか小さいのかを判断するうえで手を貸し、問題の核心をあらわにするという話なのだ」と述べた。
「われわれは2016年に『Operations Command Console』という製品を発表した。この製品によって顧客は、より大きな影響をもたらす可能性がある技術的な問題の兆候を把握できるようになる」(Tejada氏)
その機能の1つに、「システムや開発者からの情報を基に把握した問題と、業務成果の間の関係を理解するための支援」がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。