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IT企業の年頭所感

IT企業の年頭所感2018(6)--「変革」をカタチにしていく - (page 4)

ZDNet Japan Staff

2018-01-05 11:00

SCSK 代表取締役 社長執行役員 谷原徹

 (※本稿は同社役職員向け年頭あいさつ要旨)2017年6月、新しい経営体制へと移行し、SCSK第二の創成期を迎えました。

 中期経営計画の折り返しとなる2017年度は、計画の達成に向け、正念場になります。当社は2011年の合併から2016年度までの間に、年間の営業利益を169億円から337億円と、実に2倍に成長させてきました。これまでの道のりの成果を今年度もきちんと示したいと思います。全社一丸となって、ゴールを目指しましょう。

 中期経営計画の柱の1つとして、「サービス提供型ビジネスへのシフト」を掲げています。その狙いは3つあります。1つ目は、サービスの優位性を高めてマーケットシェアを獲得すること、2つ目は、労働集約型の事業モデルから、知財戦略の強化・ビジネスモデル転換により収益力を向上させること、3つ目は、お客さまとの長期安定的な関係構築です。こうした狙いのもと、「自社の知的財産・IT資産を生かした、当社ならではのオリジナリティのある高付加価値サービスを創り、顧客に長期間にわたり提供する」という「サービス提供型ビジネス」の推進を図ってきました。

 当社には、開発からビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)までSCSKグループの総合力を生かし、お客さまの継続的な成長を支えるソリューションを提案できる仕組みが既に整っています。当社ならではの強みのあるソリューションを見える化し、お客さまに対して訴求するべく、昨年ソリューションガイドを制作しました。第一弾として「顧客接点の高度化」編を出しましたが、今後は「働き方改革・業務の効率化」「戦略的アウトソーシング(コア業務へのシフト)」「安心・安全な業務運営」と順次、発刊していく予定です。皆さんがこのソリューションガイドをもとに、当社の持つソリューションの強みを語り、お客さまの価値向上に貢献できるよう期待しています。

 これから先の数年間は、世の中でもサッカーのワールドカップ、ラグビーのワールドカップ日本開催、そして東京オリンピック・パラリンピックと、胸躍るようなビッグイベントが続きます。日本経済全体も、今のところ企業業績は好調で、持続的な成長軌道にあり、収益力を高めた企業の投資意欲は前向きになってきています。

 IoTやAIなどの先端技術への関心も高まる中ですが、いたずらに技術に踊らされることなく、お客さまの課題解決、お客さまの価値向上をどう実現させるか、という本質をきちんと押さえ、当社の強みあるソリューションを着実に押し出していけば、我々の成長のチャンスは必ず広がっていくと信じています。

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