Microsoftは、「Microsoft Azure」における「Standard」サポートプランの価格を月額100ドル(日本では1万1200円)に引き下げたと発表した。
同社は米国時間1月25日の発表で「価格の大幅な引き下げ」だと記している。同サポートプランの価格はこれまで月額300ドルだった。
FAQページによると、新価格の適用を受けるには、Azure.comから「Microsoft Online Services Agreement」(MOSA)契約を通じたStandardサポートを直接購入する必要があるという。
「Enterprise Agreement」(EA)契約を締結している顧客はこの価格改定の適用対象にならない。
同社はまた、Standardサポートの条項を改訂し、事業に大きな影響が発生する場合(重大度A)に対する応答時間を2時間から1時間に短縮している。
既にStandardサポートの適用対象となっている顧客は、特に何の作業も行う必要がない。これらの顧客は、サブスクリプション契約の残余期間中、次の請求期間から1カ月あたり200ドル分のクレジットを受け取ることになる。
「Amazon Web Services」(AWS)における同等のサポートプラン「AWS Business」は月額100ドルからとなっている。Microsoftが1段階上のサポートとして提供している「Professional Direct」は、中~大規模企業向けのものとなっており、その価格は月額1000ドル(11万2000円)だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。