昨今のITビジネスは、昨日まで敵対していた企業同士が協業してビジネスを推進するケースは珍しくない。OpenModelsは「3社が集結することで柔軟に必要な人材をチーム構成するため、提案体制もデリバリ体制も容易になる。これまでと異なる路線でアプローチする企業。また、同様の意識と展望を持つ企業があればエコシステム的に協力する。資本関係は絶対的条件ではない」(大賀氏)と語る。
シグマクシス 上席執行役員 マネージングディレクター P2シェルパ担当 大賀憲氏
受発注や紙ベースの営業部隊を置かず、プロジェクト単位で各社から人材投入するOpenModels。「今後の増強も考えているが、基本は現状の人材で対応する」(情報技術開発 取締役 上席執行役員 開発本部長 芦屋乾太郎氏)とし、「現在ウォーターホール系コンサルティングにスキル転化を施しながら振り分け」(大賀氏)、2018年度中(2018年4月1日~2019年3月31日)に50人の目標を掲げている。さらに2020年度までは150人規模、今後5年間で300人を目指す。
情報技術開発 取締役 上席執行役員 開発本部長 芦屋乾太郎氏