
米国が再びトップに
11月に発表された、2018年の2回目となるスーパーコンピュータランキング「TOP500」では、米国のシステムが、競合する中国のスーパーコンピュータに対するリードを広げた。
最新のTOP500のトップを占めたのは、米エネルギー省(DOE)のスーパーコンピュータ「Summit」で、このシステムは1秒間に14京回の浮動小数点演算を実行する能力を持っている。Summitが首位になるのは今回が2回目だ。
やはり米国のスーパーコンピュータであるローレンスリバモア国立研究所の「Sierra」は、中国江蘇省無錫市の国立スーパーコンピュータセンターにある「Sunway TaihuLight(神威・太湖之光)」を上回って2位にランクインし、リストの上位2システムを米国が占めることになった。
トップ25のリストには多くの変化もあったが、多くのシステムはIntel製CPUとともに、NVIDIAのGPUを使用やメニーコアのIntel「Xeon Phi」プロセッサを使用している。
TOP500のスーパーコンピュータの中で、もっとも強力な上位25システムを写真とともに振り返る。