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DevOpsの"優秀な実践組織"は何が違うのか

Joe McKendrick (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2019-09-26 06:30

 今日では、あらゆる企業が自社のソフトウェア調達サイクルにDevOpsの考え方を取り込もうとしているように見受けられる。そのようななか、先んじている企業は同業他社に比べると指数関数的に高いパフォーマンスを実現しているという。

DevOps
提供:HubSpot

 これがDORAとGoogle Cloudが発表した調査レポート「Accelerate State of DevOps 2019」(DevOpsの実践状況を加速させる--2019年版)の結論だ。このレポートでは20%の企業を「優秀な実践組織」、すなわちDevOpsによって素晴らしい成果を目に見えるかたちで達成している企業と位置付けている。Nicole Forsgren氏率いるチームによって執筆されたこのレポートは、6年間に及ぶ調査と、世界中の3万1000人以上のプロフェッショナルからのデータに基づいている。

 Forsgren氏のチームはこの調査において、優秀な実践組織ではソフトウェア配備頻度が208倍多いという事実を見出した。こういった組織はオンデマンドでの配備により、1日に複数回の配備を日常的に行っているという。一方、効率に劣る組織はせいぜい月に1度の配備しか実現できていないと同レポートには記されている。つまり、ソフトウェア配備の回数は、最も多かった組織の年間1460回(1日4回で365日として算出した値)から、年間で7回(最も少なかった2社の数値である12回と2回の平均)までの幅があったという。

 Forsgren氏のチームは、「1日4回の配備は保守的な見積もりだ。Capital One Financialに代表される企業での製品配備の回数は1日あたり最高50回にも達しており、AmazonやGoogle、Netflixといった、数百を超えるサービスで本番環境が構成されているような企業では1日に数千回にも及んでいる」と付け加えている。

 さらに変更時のリードタイムに着目すると、優秀な実践組織は効率に劣る組織よりも106倍迅速だという結果が得られている。つまり、コードのコミット時点から該当コードが本番環境に配備されるまでの時間は、優秀な組織の1日(24時間)未満から、効率に劣っている組織の2555時間(最も効率に劣っていた2社の数値である1カ月(730時間)と6カ月(4380時間)の平均)までの幅があったという。

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