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シスコとGoogle Cloudが提携拡充--新たなSD-WANクラウドハブ発表

Natalie Gagliordi (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2020-04-22 12:30

 Cisco Systemsは米国時間4月21日、ネットワーク接続関連でのGoogle Cloudとの提携関係を、クラウドベースのアプリケーションにまで拡充すると発表した。両社はCiscoのSD-WANをGoogle Cloudのグローバルネットワークおよび「Anthos」と統合し、共同顧客に対してWANアプリケーションとクラウドワークロードの完全な統合を提供していく。

 CiscoとGoogle Cloudは2017年にハイブリッドクラウドに関する提携を発表した。このパートナーシップはCiscoのインフラとGoogleのサービスを結びつけるもので、「Kubernetes」「Istio」「Apigee」がこの関係を結びつける「のり」としての役割を果たすとされた。

 今回の新たな統合は、GoogleのAnthosを軸にしたものとなる。Anthosは2019年に発表された。オンプレミスやどのクラウド環境でもアプリケーションを管理できるプラットフォームだ。両社によると、CiscoのSD-WANサービスを「Google Cloud」およびAnthosと緊密に統合することで、「Cisco SD-WAN Cloud Hub with Google Cloud」という、ターンキー型の新たなマルチクラウド対応ネットワークファブリックを提供できるようになるという。

 両社によるとこのサービスの利用によって、顧客企業のネットワーク作業の簡素化と、セキュリティの強化を実現するとともに、ITチームが運用コストを引き下げ、アプリケーションのサービスレベル目標(SLO)を達成できるよう支援するという。例を挙げると、この統合によって、クラウドアプリケーションは「Google Cloud Service Directory」にアプリケーションデータをパブリッシュしておくことで、ネットワークリソースを動的に要求できるようになる。さらに、このサービスがアプリケーションのメタデータをやり取りすることで、ネットワークはSD-WANのポリシーに従ったかたちで自らをプロビジョニングし、アクセスできるようになる。

 Google Cloudの製品担当バイスプレジデント兼ネットワーク担当ゼネラルマネージャーのShailesh Shukla氏は同社ブログへの投稿に、「CiscoとGoogle Cloudの緊密な提携によるこのソリューションは、アプリケーションのニーズに適合し、顧客の支社からGoogle Cloudのバックボーンを通じてクラウドのエッジに至るまでの、そしてGoogle Cloud/プライベートデータセンター/他社のクラウド上で、あるいはSaaSアプリケーションとして稼働するアプリケーションに至るまでのオンデマンドかつセキュアな接続を実現する、エンドツーエンドのネットワークをもたらす」と記している。

 さらにShukla氏は、「CiscoとGoogle Cloud両方のコアなテクノロジーの強みを組み合わせることで、われわれは最高クラスのクラウドによるエンタープライズネットワーキングソリューションを提供できるようになる。これにより、顧客のネットワーク管理を用意にし、機敏性を持って顧客のビジネスのニーズを満たせるようになる」としている。

 CiscoとGoogle Cloudは2020年末までに、このソリューションのプレビューに一部の顧客を招待する。一般提供(GA)は2020年上期に予定されている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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