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エンタープライズAIのC3.aiがIPOを申請

Tiernan Ray (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2020-11-16 15:27

 エンタープライズAI企業であるC3.aiは米国時間11月13日夜、新規株式公開(IPO)のための申請書類を提出した。同社は、ソフトウェア業界のパイオニアの1人であるTom Siebel氏が創業した企業だ。主な引受幹事会社はMorgan Stanley、JP Morgan、Bank of America。

 公開規模は1億ドル(約110億円)とされているが、この金額は仮のもので、最終的な取引規模は変更される可能性が高いという。

 C3.aiは、「AI」のティッカーでニューヨーク証券取引所に上場する。公開株数や公募価格帯は未定だ。

 Siebel氏は1983年に大手データベース企業のOracleに入社し、1993年に自身の名を冠したCRM(顧客関係管理)ソフトウエア企業であるSiebel Systemsを設立した。同氏はSiebel Systemsを2006年にOracleに58億5000万ドルで売却した後、2009年にC3.aiを設立した。

 C3.aiは、Siebel氏がSiebel Systemsを売却した後、2007年と2008年に行っていた慈善事業から生まれた。Siebel氏はエネルギー問題や気候変動の問題に取り組んでいたが、最終的には営利企業の方が大きな影響を与えられるかもしれないと考え、C3.aiを設立したという。

 C3.aiのチェアマン兼最高経営責任者(CEO)であるSiebel氏は、目論見書の中で、同社はOracleやSiebel Systemsよりも「桁違いに大きい」2700億ドル規模となる市場にサービスを提供すると述べている。

 同氏の脇はベテランの仲間が固めている。C3.aiの最高技術責任者(CTO)であるEdward Abbo氏はSiebel Systemsの元CTOであり、製品責任者であるHouman Behzadi氏も長年Siebel Systemsの役員を務めていた。

 C3.aiの前会計年度(4月決算)の売上高は前年比71%増の1億5700万ドルだった。純損失は6900万ドルの赤字だった。また、前四半期(7月決算)の売上高は、前年同期比16%増の4050億ドルだった。

 同社は7月末時点で2億9300万ドルの累積赤字を計上している。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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