PDF Report at ZDNET

猛威を振るったEmotet--その脅威を知る

PDF Report@ZDNET

2021-02-26 06:00

 警視庁が2月19日、マルウェアに感染している機器の利用者に注意喚起を実施すると発表した。海外の捜査当局から警察庁に、国内の「Emotet」に感染している機器に関する情報提供があったことが背景にある。

 2021年2月下旬から準備が整い次第、当該情報をインターネットサービスプロバイダー(ISP)に提供する。ISPが当該情報に記載されている機器の利用者を特定し、注意喚起する。注意喚起を受けたユーザーに、利用している機器からのEmotetの駆除など必要な対策を実施するように呼びかけている。

 Emotetは、メールの添付ファイルを感染経路としたマルウェア。感染すると、感染端末からの情報漏えいや、他のマルウェアの感染といった被害に遭う可能性がある。海外ではテクダウンが実行されたが、近年に情報セキュリティの観点で懸念されたEmotetについて解説した記事を集めた。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

  5. セキュリティ

    生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]