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IT企業の年頭所感

よりクリーンで緑豊かなデジタル社会へ--ノキア・Lancaster-Lennox社長

ZDNet Japan Staff

2022-01-10 07:00

 2022年に向けたIT企業のトップメッセージや年頭所感を紹介する。

ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社 代表執行役員社⻑ John Lancaster-Lennox氏

 2022年の干支は「壬寅(みずのえ・とら)」です。「壬寅」は「陽気を孕み、春の胎動を助く」、「冬が厳しいほど春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる年となる」、という意味を持ち、長く続くコロナ禍からようやく抜け出し、社会が大きく進化する新たなステージを迎えることを意味しているように思えます。

 日本は現在、イノベーションとデジタル化による人間中心の社会の実現に向かっており、コロナ禍でのニューノーマルでさらにその速度が増しました。政府、企業、社会がかつてないスピードでデジタル化を推進する時代には、第5世代移動通信システム(5G)、ローカル5Gおよび関連テクノロジーは、より持続可能な社会を目指す上で重要な役割を果たしています。

 デジタル化は、産業をより持続可能なものにするために不可欠であり、その結果、廃棄物の削減、資源の効率化、生産性の向上につながります。製造業では、スマートマニュファクチャリングへの転換により、年間10〜20%の生産性向上と省エネ効果を確保することができるといわれています。

 また、モバイル通信は、組織が移動する必要性を減らし、建物や交通機関をより効率的に運用するなど、さまざまな方法で膨大な量の温室効果ガス排出を回避し、ネットワーク自体が引き起こす温室効果ガス排出量の10倍の節約効果があるとみられています。

 ノキアは、モバイルネットワーク、クラウドサービス、 ネットワークサービス、ネットワークインフラ分野において、フルラインアップのソリューションを提供する業界で数少ないサプライヤーとして、政府や有識者、通信事業者、さまざまな産業分野のパートナー企業等と協力し、持続可能な日本のデジタル化を支援しています。

 また、脱炭素に対する目標として、2030年までに、自社の事業、使用中の製品、ロジスティクス、最終組立サプライヤーの工場を含むバリューチェーン全体で二酸化炭素排出量を50%削減することを約束しています。排出量の90%はお客さまの製品使用時に発生するものであるため、人工知能(AI)を活用した自動化ソフトウェアやカスタムチップセットを無線基地局、IP、光ポートフォリオに組み込むことで、お客さまの消費電力を削減し、所有コストを抑えつつも、全体的なパフォーマンスの向上を実現しています。

 日本では昨年、携帯電話会社の電力使用量の6割を占める基地局の電力使用量の削減を目指し、AI制御技術と液体冷却技術の2つの技術を初めて商用の携帯電話基地局へ導入し、消費電力の約70%削減を可能にしました。また消費電力を前世代比最大75%削減可能な新型「ReefShark」を搭載したプラグインカードと第5世代ルーティングシリコン「FP5」を市場に投入しました。

 ノキアは2022年もより一層クリーンで、より緑豊かな、よりスマートなデジタル社会を目指して、世界をつなぐ技術を創造しながら、日本の5Gとデジタル化を支えていきます。

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