さらに展示会場では、フリースケールの高集積MC33794電界センサを搭載した「非接触電界センサ・リファレンス・プラットフォーム」を紹介。非接触方式で指の位置を検出し、その高さまで水をくみ上げたり、くみ出したりするデモが展示されていた。

このリファレンスプラットフォームは、MC33794を採用することで、低レベルの電界を生成し、フィードバックから物体の有無を検知するもの。自動車の乗員検知システムやタッチパネル、水位検知など、さまざまなアプリケーションに応用できるとしている。
高橋氏は、「フリースケールは、コンバージド・プラットフォームを実現する技術を提供し、シーンや場所にとらわれず、新たなビジネスモデルを確立できるシステムの実現に今後も貢献していきたい」と講演を締めくくった。
