日立、ウェブシステム向けOSS導入支援サービスを2月末より提供

ニューズフロント

2007-01-29 19:55

 日立製作所は1月29日、ウェブシステム向けのオープンソースソフト(OSS)導入支援サービス「かんたんOSS導入サービス」を発表した。2月28日に販売を開始し、3月1日から出荷する。

 同サービスは、ウェブシステムの構築から運用に関する支援を総合的に行う。LAMP(Linux、Apache、MySQL、PHP)、LAPP(Linux、Apache、PostgreSQL、PHP)、JBoss Application Serverとなどのミドルウェアを用途別にスタックとして構成し、サーバ「HA8000」シリーズおよび「BladeSymphony BS320」シリーズで事前検証したうえで、対応するサービスを提供していく。

 具体的なサービスメニューは、OSSの使用法や仕様に関する問い合わせ対応や情報提供などの「かんたんOSSサポートサービス」と、性能チューニング支援やダウンロード代行などの「かんたんOSSテクニカルサービス」という2種類。

 かんたんOSSサポートサービスでは、ウェブシステム構築向け「Webサーバスタック」、データベース(DB)サーバシステム向け「DBサーバスタック」、DB連動型ウェブアプリシステム向け「LAMPスタック」、Javaウェブアプリシステム向け「APサーバスタック」のスタック4種類を用意する。対応するOSSは以下の通り。

  • ウェブサーバ:Apache HTTP Server 2.0
  • DB:PostgreSQL 8.1、MySQL 5.0
  • アプリケーション動作環境:PHP 5.2、Tomcat 5.5、JBoss Application Server 4.0
  • その他(運用管理ツール):Tomcat Administration 5.5、phpMyAdmin 2.9、phpPgAdmin 4.0

 かんたんOSSサポートサービスの価格は、サーバ1台あたり年額50万4000円から。かんたんOSSテクニカルサービスは、個別見積もりとする。日立では、今後3年間で300システムへのサービス提供を目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

関連記事

関連キーワード
日立製作所
運用管理

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    新入社員に教えるべき情報セキュリティの基礎知識--企業全体を守るための基本ルールを徹底解説

  2. セキュリティ

    マンガで解説!情シスが悩む「Microsoft 365/Copilot」の有効活用に役立つ支援策

  3. ビジネスアプリケーション

    AIエージェントの課題に対応、生成AIの活用を推進するための5つのデータガバナンス戦略

  4. ビジネスアプリケーション

    AIの投資対効果を最大化する「先導者」の存在--企業に求められる戦略策定能力

  5. ビジネスアプリケーション

    「AIエージェントによる顧客サポート」など10選、セールスフォースが示す最新のデータ活用法

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]