28日、Apache OpenJPAプロジェクトはApache OpenJPA 1.0.0をリリースした。OpenJPAプロジェクトがASF(Apache Software Foundation)のインキュベータからトップレベルプロジェクトに昇格して以来、初めての公式リリースとなる。
OpenJPAは、JPA(Java Persistence API)とも呼ばれているEJB 3.0(Enterprise JavaBeans 3.0)に準拠して実装された、オブジェクト永続化のためのフレームワーク。JCP(Java Community Process)においてJSR-220として策定されたEJB 3.0の仕様に100%準拠しており、単独での利用のほか、EJB 3.0対応のコンテナやフレームワークに組み込んで利用することができる。
今回のリリースでは、多数のバグが修正されたほか、細かい点においていくつもの改良が施されている。
なお、OpenJPAの利用にはJDK 1.5が必要となる。