SAPジャパン、低炭素社会を目指す団体に参加--サステナビリティ戦略の一環

冨田秀継(編集部) 2009年11月04日 12時33分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 SAPジャパンは11月4日、低炭素社会の実現を目指す企業ネットワーク「日本気候リーダーズ・パートナーシップ」(Japan-CLP)に参加することを発表した。CO2排出量の削減といった環境対応が地球の持続可能性、引いては企業の事業活動の持続性につながるという「サステナビリティ」(Sustainability)の考えに基づいた参加と見られる。

 Japan-CLPは、持続可能な低炭素社会への移行に先陣を切ることを自社にとってのビジネスチャンス、そして次なる発展の機会と捉える企業ネットワーク。メンバー企業には、イオン、大林組、東京海上日動火災保険、富士通、三菱東京UFJ銀行、リコーが名を連ねる。

 SAPジャパンでは、Japan-CLPのメンバー企業とのダイアログセッションやシンポジウムへの参加を通じて、同社のグローバルでの活動や経験を還元、ソフトウェアの活用方法を提言するなどして、持続可能な低炭素社会の実現に向け貢献するとしている。

 SAPは近年、地球環境や社会的責務へ対応する試みをサステナビリティ戦略として位置付け、グローバルで取り組みを続けている。7月には企業のサステナビリティ対応を支援する製品群を一挙に発表している。

 また、SAPで最高サステナビリティ責任者を務めるPeter Graf氏は9月、ZDNet Japanのインタビューに答え、「サステナビリティ(という考え)を導入すれば、企業全体のリスクを的確に管理することにもつながる。また、サステナビリティを活用していることが評価されれば、株価にも追い風になるなど財務面でも良い影響が出る」と述べ、企業の社会貢献はひとつの活動して閉じるものではなく、企業活動や財務にも影響を与えるとの考えを示している。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]