3.画像の追加、さらにテキストの追加
Evernoteでは、ノートブックに簡単に画像を追加できる。画像をノートブックのページにドラッグアンドドロップする方法もあれば、携帯電話で撮影した写真を電子メールでノートブックに直接送ってもよいし、ウェブから画像をクリップしてもよく、他にもやり方はある。さらに、Evernoteの検索機能を使えば、画像内のテキストを探すことも可能だ。つまり、ミーティングで使った白板の写真を撮ってEvernoteのノートブックに電子メールで送っておき、のちにミーティングで話した話題に関係のある単語を入力して、そのコンテンツを見つけることもできる。極めて単純だ。
4.デバイスや環境の特徴を生かす
Evernoteはあらゆる種類のプラットフォームやデバイスに上手に合わせているが、Evernoteの開発者はその柔軟性をさらなる次元にまで高めている。同社は、ユーザーが使っているハードウェアの特長を、とっているノートの改善に生かせるような、楽しく便利なツールを作り続けている。例えば「Skitch」は、AndroidとMacで利用できるツールで、撮影した写真にメモや装飾を追加できる。これを使えば、キャプションの追加や、直線や矢印の書き込みなど、あらゆる方法で画像に情報を加えることができる。「Evernote Hello」は新しい連絡先を、リッチで閲覧しやすい履歴情報で管理するのに役立つ「iPhone」アプリだ。「Evernote Clearly」はGoogle ChromeおよびFirefox用のアプリで、ウェブページから余分なものを取り除き、ユーザーが簡単に望むものを発見し、クリップできるようにする。ユーザーが使っているデバイスが何であれ、同社がそのデバイスのために用意しているEvernoteの追加機能を調べてみるといいだろう。
5.必要なクリッパーを入手する
「Evernote Webクリッパー」は、ウェブからの情報収集を支援するユーティリティだ。これを使えば、ウェブページのアドレスを保存しつつ、タグを追加し、情報を記録するノートブックを選択することができる。Evernoteは、ユーザーが使っているブラウザに応じて、多くのクリッパーを提供している。一部のクリッパーは、ツールバーにEvernoteクリッパーボタンをインストールするが、クリッパーを利用するにはホットキーを使用しなくてはならない場合もある。Internet ExplorerとSafariにはクリッパーが自動的にインストールされるが、ChromeとFirefoxについては、クリッパーを個別にダウンロードする必要がある(Evernoteが必要なリンクを提供してくれるので、心配する必要はない)。
Windows Liveは自動的にサインインするユーティリティを提供しているため、「Office 2010 Web Apps」ファイルで作業をしたい場合に、いちいちログインする必要はない。初めてOffice 2010 Web Appsのファイルを開こうとすると、サインインアシスタントをインストールするかどうか訊ねられる。そこに表示されるリンクをクリックすれば、ツールをダウンロードおよびインストールするウィザードが開始する。