以下では、「Windows 8」を搭載したMicrosoftのタブレット「Surface」について、知っておくべきことをQ&A形式で説明していく。
--じゃあ、Surfaceについていろんな面から解説してくれるかな?
SurfaceはMicrosoftにとって、タブレット市場に参入し、Appleの「iPad」に対抗する立派な競合製品を生み出すという、とても野心的な取り組みの成果と言えるだろうね。ところでSurfaceという名前を聞いて、以前にMicrosoftが提供していたテーブルトップ型のタッチスクリーンコンピュータを思い浮かべる人もいるかもしれないけど、それとは違うからね。ちなみにあちらの方は今じゃ「PixelSense」と改称されているよ。
--それで、Surfaceはどのあたりが期待されているの?
Surfaceで最も注目すべき点は、Microsoftがソフトウェアとハードウェアの両方を開発していて、Surfaceの「着想や設計、デザインに至るまで、すべてをMicrosoftの社員が行った」と強調しているところだろうね。
MicrosoftはSurfaceの設計を自らで行った。Microsoftは、同社のパートナー企業が優れたタブレットを作り上げられるかどうかについて不安を感じているのかもしれない。
提供:Josh Lowensohn/CNET
Microsoftが自らハードウェアを設計したのは今回が初めてというわけじゃなくて「Xbox」、それから・・・「Zune」もあったよね。でもMicrosoftはこれまでほとんど、ハードウェアの設計をパートナー企業に任せてきたんだ。
Microsoftが自ら設計に乗り出す必要があると感じた背景には、これまでにパートナー企業によって発売されたタブレットがどれもぱっとせず、iPadの地位を脅かす存在にまでなれなかったということがあるんじゃないかな。また、MicrosoftはPC市場の次にタブレット市場が台頭してくるということの重要性を認識しているとも言えるだろうね。
--スペックについてはどうなの?
まず言っておきたいのは、Surfaceには2つのモデルが用意されるという点だ。1つは、ARMプロセッサを搭載し、同プロセッサ向けに開発された「Windows RT」という、「Microsoft Windows 8」のスリム化バージョンとでも言うべきOSが稼働する「Surface for Windows RT」(以降、RTモデル)、そしてもう1つは、Intel Coreプロセッサを搭載し、「Windows 8 Pro」が稼働する「Surface for Windows 8 Pro」(以降、Proモデル)だ。
RTモデルはWindows 8と同時に発売されるけど、Proモデルの発売はそれから約90日後になる予定だ。つまり、RTモデルを入手できるのは10月末頃になり、Proモデルの方は2013年の初め頃になるということだね。
RTモデルは重量が676g、厚さが9.3mmで、標準のUSBポートとmicroSDカードスロットも装備しているよ。それから「Office 15」アプリがプリインストールされていて、ストレージ容量は32Gバイトと64Gバイトから選択できるようになっている。ProモデルはRTモデルよりも重くて、重量が903g、そして厚さが13.5mmで、ストレージ容量は64Gバイトと128Gバイトから選択できるようになっている。