オープンソース分野は今後どうなる?--2013年の10大予想

Jack Wallen (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 2012年12月21日 07時30分

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 毎年恒例の記事を発表する時期が来た。その記事とは、次の1年に起こることを予想するというものだ。オープンソース分野の予想は得てして、「世界市場で優位に立つ」や「デスクトップの年」といった方向に流れがちだ。そしてほとんどの予想は外れてしまう。しかし、今までがそうであったからといって、混とんとした将来の予想に真っ向から取り組もうというわれわれを止めることはできない。そして、そのうちには大当たりする予想も出てくるはずだ。

 この心意気を胸に秘め、筆者はLinux搭載のタイムマシンに乗り込み、2013年のオープンソース分野に起こることを予想してみたい。なかには去年の予想にもあったじゃないかという項目もあるかもしれない。また、目を疑うような項目さえあるかもしれない。それでは、未来を垣間見る準備は整っただろうか?

#1:ついにLinuxの市場シェアが2桁台に乗る

 Linuxのエンタープライズ市場におけるシェアはすでに9%に達している。2013年はこのオープンソースプラットフォームのシェアが初めて2桁台に乗る年となるだろう。Linuxはエンタープライズレベルではスムーズに採用が進んでいるものの(実際、納得できる話だ)、中小規模市場では概して苦戦している。しかし2013年は、「Windows 8」に対する不満の高まりと、Microsoft製品のコスト高を背景に、Linuxの中小企業におけるシェアもついに2桁台の壁を乗り越えられるだろう。

#2:「Ubuntu」が大企業におけるデフォルトのデスクトップOSとしての地位を奪取する

 こういったことは既に世界屈指の大企業(Google)で起こっており、今後他のさまざまな企業でも起こるだろう。これらの企業はGoogleのように技術に長けた、あるいは技術中心の企業ではないため、より大規模な影響を与えることになるだろう。どの企業が名乗りを上げるのかはまだ分からない。しかし筆者は、それが米国に拠点を置く企業であり、これによって企業市場におけるLinuxの受け止め方が大きく変わるきっかけになると確信している。

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