
スライドしてロック解除
どのような特許も永久に権利を行使できるわけではない。Appleはスライドするとロックが解除されるという特許を2011年にドイツで取得した。そして2012年2月に同社は、Motorolaの複数の携帯電話がスライドしてロック解除を行う特許を侵害したという理由で恒久的差し止め命令を勝ち取っている。しかしその執行は3月になってから、裁判所による再調査の結果を待つとして延期された。
その後4月になってドイツの裁判所は、スライドしてロック解除を行うという機能を特許として認めるには、技術的な革新性が欠けているとの判断を下し、当該特許を無効にした。
提供:米国特許商標庁