タブレット向けに定型データを扱う新製品を展開へ
企業間データ連携で知られるインフォテリアだが、もう1つの柱であるモバイルドキュメント管理ソフトウェア「Handbook」もライセンス数を伸ばしている。Handbookは、営業資料や社内資料などをiPadやAndroidタブレット端末でいつでも閲覧できるようにするものだ。
野村證券やエーザイ、九州大学など導入実績は500件を超えた。顧客先で電子カタログや資料を閲覧できるようにすることで、例えば営業の現場などですばやく商品を顧客にアピールできるようになる。
平野氏は「カタログなどの非定型データを持つHandbookを他システムと連携できるようにし、在庫や販売、需要、購買といった定型データとつなげるようにする」と話す。
それを実現するための新たなタブレット向け製品として、定型データを扱うタブレット向けソフトウェア「Gravity」(コード名)を2013年度内に提供することも、この日明らかにした。
インフォテリアの持つ製品全体を見ると、企業が持つバックエンドのシステムに対し、ASTERIAシリーズが仲介することで、Handbookの定型データとGarvityの非定型データを連携できる。
ユーザー企業は3600社を超えた