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そのソフトウェア、使っても大丈夫?--ベトナムの事情 - (page 2)

古川浩規(インフォクラスター)

2013-09-24 07:30

XPのサポート切れで、ライセンス問題が発覚

 最近になって在ベトナムの日系企業から「うちのソフトウェアが、どこかおかしい?」とご相談をいただくことが増えてきました。これは、2014年4月にWindows XPのサポートが切れる「Windows XPサポート終了問題」が理由のようです。

 在ベトナムの日系企業でも、最近よく耳にするこの問題について社内調査を行ったところ、クライアントPCのライセンス問題が発覚することも多いようです。こうした場合、購入元にクレームを入れてもらちが明かず、結局は、自社でライセンスを購入しなければならなくなります。

 ベトナムでも、著作権を所管する“文化・スポーツ・観光省”が違法コピー撲滅に向けて企業に通達したり、取り締まりの活動をしています。実際に摘発を受け罰金を納付した日系企業もあると聞いています。しかし、ベトナム政府のこうした取り組みにもかかわらず、夜店の屋台で「Windows 8のDVDが1枚1ドル」といった光景も珍しくありません。これは、決して安くはないハードウェアの整備を優先させるため、ソフトウェア予算を確保できないというベトナム国内での一般的な傾向があるからのようです。

 「ベトナムではみんなやっていますよ。大丈夫ですよ」という声が聞こえてきそうですが、ベトナムにも知的財産法があり、著作権保護も明確にうたわれています。ベトナムでは外資系企業として活動する日系企業にとって、このようなソフトウェアライセンスにかかわるリスクを抱えないよう、注意する必要があります。

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