在宅勤務を成功させるための5つのヒント

James Kendrick (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル

2014-08-11 07:30

 筆者は長年、自宅で働いている。何年もかけて作業環境を少しずつ変えていき、やっと現在の形に完成させた。こうした作業環境を整える際には、気が散る原因になるものを最小限に抑えて、最大の成果を上げられるようにすると同時に、会社のオフィスの外で働くことで生じうる孤立感を防止することを目指してきた。

独立したホームオフィス空間を作る

 自宅で仕事をすることの問題の1つは、そこが自分の生活の場所だということだ。当たり前に聞こえるが、筆者はたびたび、四六時中働いていることを認める在宅ワーカーに出くわす。それについて質問してみると、共通しているのは、彼らの机やオフィスが、家の中でも人の行き来の多い場所にあるということだ。家族が一日中、ひっきりなしに割り込んでくるのである。


提供:James Kendrick/ZDNet

 これでは手元の作業に集中できないし、それはやってはいけないことだ。自分の子どもを毎日、職場の自分用のスペースに連れてきて、そこで仕事をするのと変わらない。そんなことをしようとは思わないだろう。それなら、自分のホームオフィスでもそうすべきではない。

 できることならば、はっきりと独立した、家庭生活を象徴する日常的なものを遠ざけたホームオフィススペースを作ろう。家族は、あなたが自分のオフィスにいるときには邪魔してはいけないのだと理解させる必要がある。子どもたちには、お母さんやお父さんがそのオフィスにいる間は、家の外のオフィスで働いているものとして捉えるように説明しよう。

できるだけ良いオフィスチェアを買う

 良いオフィスチェアには、1000ドル以上するものもあるが、長い目で見れば、非常に価値があるものだ。その椅子に座って毎日何時間も机に向かうのだから、良い椅子を手に入れるのは極めて重要だ。

 人間工学的な調整機能がすべて備わった椅子を使うようにしよう。ぴったり合うように調整することが必要となる。特に、高さ、傾きの角度、腰のサポートだ。後で腰が感謝することになるだろう。

仕事時間を一定に保つ

 多くの在宅ワーカーが陥る大きな落とし穴は、四六時中働いてしまうことだ。自分のオフィスが家の中にあれば、そうなってしまいやすい。

 これを避ける一番良い方法は、仕事時間を一定に保つことだ。会社のオフィスで働いているかのように、毎日同じ時間に起床して、仕事を始めよう。これによって、決まったスケジュールに従う習慣がつき、一日の終わりに仕事を切り上げやすくなる。

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