新生銀グループ7社、会計システム再構築--決算早期化や管理会計高度化に対応

NO BUDGET

2015-04-16 15:36

 新生銀行は財務会計システムを再構築し、2014年10月から稼働を開始した。決算早期化や業務効率正確性向上、内外環境変化といった課題への対応が目的。日本オラクルが4月14日に発表した。

 新たな財務会計・管理会計プラットフォームに採用されたのは、統合基幹業務システム(ERP)パッケージ「Oracle E-Business Suite」。選定では、環境変化への柔軟な対応が可能なことに加え、金融業界の基幹システムとしての実績が高く評価されたと説明。システムの構築作業はさくら情報システムが担当し、金融業界システム構築での経験と実績に基づき、短期間での導入を可能にしたという。

 新システムは、新生銀行と同行グループ会社6社が共通に利用するプラットフォームとして構築。取引情報と会計残高の紐付けによる決算の早期化、専用元帳の新設とセグメント階層情報の追加による管理会計の高度化、通貨別持ち高の正確な把握、消費税改正や将来の会計基準変更への柔軟な対応が可能としている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    KADOKAWAらの事例に学ぶ、2024年サイバー攻撃の傾向と対策

  2. セキュリティ

    MDMのよくある“12の悩み”を解決!Apple製品のMDMに「Jamf」を選ぶべき理由を教えます

  3. ビジネスアプリケーション

    生成AIをビジネスにどう活かす?基礎理解から活用事例までを網羅した実践ガイド

  4. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  5. セキュリティ

    「100人100通りの働き方」を目指すサイボウズが、従業員選択制のもとでMacを導入する真の価値

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]