
スタートメニューのちょっとした変更
スタートメニューにも変更が加えられる。
Windows 10のスタートメニューについては、根本的なデザイン変更がなく、おなじみのアプリケーション一覧が左側に、タイルメニューが右側に表示される。
とは言うものの、変更されているところもある。新しい見た目のスタートメニューでは、「すべてのアプリ」一覧がデフォルトで左側に表示されるようになる。そして常に表示されるようになるこの一覧の上部には、ユーザーの「よく使う」アプリと「最近追加されたアプリ」が表示される。Microsoftは、アプリにアクセスする際のクリック数やスクロールの手間がこの変更によって減るはずだと述べている。
スタートメニューの「電源」と「設定」「エクスプローラー」のリンクはメニューの左端に新設された列に押しやられ、アイコンとその名称ではなく、アイコンのみが表示されるようになる。
タブレットモードにおけるスタートメニューの見た目も刷新されている。「すべてのアプリ」リストは、「Windows 8.1」のスタート画面を思い起こさせる全画面メニューで表示される。
ユーザーからはあまり歓迎されそうにもないが、スタートメニューに表示される広告が増加する。Anniversary Update以降のWindows 10では、スタートメニューに表示されるMicrosoftのおすすめアプリの数が5本から10本に増える。「Promoted Apps」とMicrosoftが呼ぶこれらのアプリは、スタートメニューのタイルとして表示される。これには2種類あり、1つは「Microsoft Store」のアプリへのリンク、もう1つはMicrosoftによってユーザーのPCに自動的にインストールされたものだ。
提供:Nick Heath / TechRepublic