編集部からのお知らせ
量子コンピューティングへの注目
特集まとめ:高まるCISOの重要性
デジタル未来からの手紙

AIやIoTによる「スマート農業」への道程--ロボット化で目指す“人手ゼロ” - (page 4)

林 雅之

2017-02-06 07:00

 プロセスの変化では、2020年までの目標は遠隔監視による自動走行農機による無人走行の実現や収穫ロボットの実用化、2020年以降の目標はロボット化で短期間に多くの人手を要する作業のゼロを掲げている。

新産業構造部会
出所:経済産業省 産業構造審議会 新産業構造部会(第12回) 2016.12.22

 農業分野でのAIとIoT活用による地方での経済波及効果や雇用創出への期待もされる。総務省は2016年12月9日、「地域IoT実装推進ロードマップ」及び「ロードマップの実現に向けた第一次提言」を公表した。

 総務省では、地域経済の活性化や地域課題の解決につながる「生活に身近な分野」を中心に地域IoT実装推進ロードマップを策定している。官民が連携して、課題を克服しつつ、実装に取り組むための具体的道筋を提示するとともに、地域IoTの実装により、総合的に達成される将来像や経済効果を提示している。

 ロードマップ策定の考え方は、「分野別モデル」の設定や2020年度までのモデル毎の「KPI」設定と具体的な工程の提示、地域の将来像・経済効果の提示の3つをポイントとして示している。

 地域IoT実装の「分野別モデル」では、「教育」「農林水産業」「医療・介護・健康」など8つのモデルを提示し、全国各地域におけるIoT実装による地域活性化・地域課題の解決を実現していくという。

 農林水産業の分野の実装効果やKPIなどでは、

  • 【実装の効果】スマート農業・林業・漁業モデルによる軽労化・省力化、生産性向上、人手の確保
  • 【KPI】実装地域300地域
  • 【工程】農業情報ガイドライン策定(2016)、ガイドライン全国普及など(2017~)優良事例の創出、自治体などへの補助、普及展開の促進

 を挙げている。

 具体的な活用として、自動走行トラクターやスマートビニールハウスで生産性の高い効率的な農業を実現し、ニーズに適合した生産と域外販売の拡大による地域産業活性化のイメージをとりあげている。

2016.12
出所:総務省 「地域IoT実装推進ロードマップ」及び「ロードマップの実現に向けた第一次提言」 2016.12

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 経営

    5分でわかる、レポート作成の心得!成果至上主義のせっかちな上司も納得のレポートとは

  2. ビジネスアプリケーション

    たしか、あのデータは、こっちのアプリにあったはず…--業務改善のためのアプリ導入がストレスの原因に?

  3. 開発

    初心者でもわかる「コンテナとは?」から語るセミナー、ピュア・ストレージが最大の買収で得たものとは

  4. 運用管理

    リモートワイプ以外も充実、最新MDMのデバイス管理機能 担当者が知っておくべき3つの新常識

  5. 経営

    ノートPCは従来ながらの選び方ではダメ!新しい働き方にも対応する失敗しない選び方を徹底解説

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]