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クラウドコンピューティング:次の変化に備える4つの視点

Mark Samuels (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎

2019-04-22 06:30

 今やほぼすべての最高情報責任者(CIO)が、システムやサービスを簡単に素早く調達する手段としてクラウドを受け入れている。しかし、クラウドがこの勢いで容赦なく広がっていけば、10年後のオンデマンドITはさらに大きく変化しているはずだ。この記事では、4人の専門家に今後のクラウドの変化に対してどう備えていくべきかについて話を聞いた。

1.クラウドをイノベーションのためのプラットフォームとして利用する

 GartnerのリサーチバイスプレジデントGregor Petri氏は、クラウド利用の拡大を考えているCIOは、既存のアプリケーションをクラウドに移行する以上のことを考えるべきだと述べている。クラウドの長期的な利用を考えるなら、クラウドを単に今あるアプリケーションを実行する場所だと見るのではなく、破壊的改革を追求するために利用すべきだという。

 「もっと応用レベルの機能に力を入れる必要がある。独自の機能や特別な体験を生み出すためのプラットフォームとして、クラウドを利用できる領域を模索することだ。今後のそうした体験の多くはデジタル的なものになる」とPetri氏は言う。

 「そのためには、音声認識や検索、データベースなどの、それを支えるさまざまなサービスが必要であり、その多くは従来のハードウェアよりもクラウドを利用した方が対応しやすい。自社で取り組むのは、自社のビジネスとしてやることだけにして、残りは提供されているサービスを利用した方がよい」(Petri氏)

 同氏は、未来のクラウドはイノベーションのためのプラットフォームになるとみている。オンデマンドITのリソースは、人工知能(AI)や機械学習、さらには量子コンピューティングなどの新興技術を使用するためのプラットフォームとして利用されるようになるという。

 「今後は、今は存在していないものをビジネスで大量に使うようになる」とPetri氏は述べ、次のように続けた。「それらは強力なコンピューティング能力を必要とする技術であり、そのリソースをオンプレミスで実現するのは大変なはずだ。またそれらの技術は、バースト的に処理量が増えるものが多いと見られるため、自前でハードウェアを用意するのは有利ではないだろう」

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