ドコモ、「+d」戦略のパートナーとの営業基盤にSalesforce活用

藤代格 (編集部)

2021-02-04 07:15

 NTTドコモ(千代田区、連結従業数2万7558人)は、Salesforceのサービスを業務プラットフォームとして導入。営業情報を集約、活用しているビジネスインテリジェンス(BI)ツール「Tableau」と組み合わせ、営業スタイルの変革、デジタル化を推進するという。2月3日、セールスフォース・ドットコムが発表した。

 顧客情報管理(CRM)と営業支援(SFA)を兼ね備える「Salesforce Sales Cloud」、企業間取引向けマーケティングオートメーション(MA)「Pardot」、コミュニティー環境の基盤となる「Experience Cloud(旧Community Cloud)」、アプリ開発を支援する「Shield」といった複数サービスを、2020年3月から順次導入。

 「dポイント」「dカード」といったパートナーと共同で価値を提供する取り組み「+d」戦略における営業スタイル業務プラットフォームとして、全国の法人営業部門や代理店の法人営業担当などで活用するという。

 サービスオーダーの進捗管理、デジタルマーケティングといった周辺業務が同じプラットフォーム上で可能となり、顧客応対を中心に据える営業スタイルへの転換と業務効率化を推進すると説明。

 営業マネジメントを高度化、リソースを協創営業へシフトし、付加価値が高いソリューション提案を強化するとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2023年OTサイバーセキュリティの現状レポート--75%の組織が過去1年間に1回以上の侵入を経験

  2. セキュリティ

    サイバーセキュリティ強化に向けてマイクロソフトが示す実践的な指針を紹介

  3. セキュリティ

    5分でわかる「AWS WAF」--基礎知識から運用で陥りやすい3つの落とし穴までを徹底解説

  4. セキュリティ

    最前線で活躍するトップランナーと本気で考える、これからのサイバーセキュリティ

  5. 経営

    ガートナーが指南、迅速な意思決定を促す「AI」活用を実践する3つの主要ステップ

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]