「Microsoft Teams」のビデオ会議で98人もの大人数を表示できるようになった。これまでは最大表示人数が49人で「Zoom」と同じだったが、それが2倍に増える。
ビデオ会議で同時に98人を表示するというと負荷が大きすぎるように思えるが、Microsoftは「ラージギャラリー」モードの新しいページ分け機能で対処している。
ラージギャラリーモード時に表示する人数が49人を超えると、ラージギャラリーの下にナビゲーションコントロールが現れる。これを使うことで、さらなる参加者を表示し、やり取りすることもできる。
1つの画面に49人を表示する時点ですでに心理的な負担がかなり大きく、その人数が2倍になれば、たいていのディスプレイでは動画が小さくなりすぎるだろう。49人ずつ2ページで表示するという選択は理にかなっているように思える。
Microsoftは世界中の従業員16万人について、ハイブリッド型の労働形態に移行できるよう準備を進めており、そういった状況の中でこのページング機能が登場した。
現時点で対応しているのは「Window 10」版と「macOS」版のTeamsアプリのみだ。一方、49人の動画表示は、「Chrome」および「Chromium」ベースの「Edge」でも2020年12月から利用できるようになっている。
ページング機能はパブリックプレビュー版として公開されており、まだテスト段階だが、パブリックプレビューのチャネルで誰でも入手できる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。