【ラウンドアップ】
大手ITベンダーをはじめ、さまざまな企業が脱炭素社会に向けた取り組みを加速させている。温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」を経営目標に掲げるなど、デジタル技術を活用した持続可能な社会の構築を目指している。ZDNet Japanで取り上げた話題の中から、特に注目の記事を振り返る。
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NEC、ESGの取り組み公開--環境やセキュリティ、働きがいなどに注力
NECは、「サステナビリティレポート2022」において、2021年4月以降のESG(環境、社会、ガバナンス)の取り組みを公開した。本記事では、主な取り組みを紹介する。
2022-08-05 -
HPE、脱炭素目標を10年前倒し--2040年までにCO2排出量を90%削減へ
日本ヒューレット・パッカード(HPE)は、HPEのESG(環境・社会・ガバナンス)に対するアプローチ、プログラム、進行状況をまとめた年次報告書「2021年版 Living Progress Report」を発表した。
2022-07-29 -
「データセンターからデジタルコンプレックスへ」--IIJがカーボンニュートラルの取り組み語る
インターネットイニシアティブは、自社のカーボンニュートラルに関する取り組みについて説明会を開催した。
2022-07-28 -
半数以上の企業が取引先からカーボンニュートラルの取り組みを求められる--ウイングアーク1stが製造業調査
ウイングアーク1stは、製造業の「カーボンニュートラルの実態調査」を実施し、7月19日に結果を発表した。これによると、54.8%が取引先からカーボンニュートラルの取り組みを求められると回答している。
2022-07-20 -
サステナビリティーはビジネスで進める--SAPの最高責任者に聞くポイント
昨今の企業経営ではサステナビリティー(持続可能性)が注目テーマだが、これがビジネスの一環になればもっと効果的だろう。10年以上実行しているSAPの最高サステナビリティー責任者らにポイントを聞いた。
2022-07-11 -
企業の持続可能性への取り組みに63%が不満--日本オラクルが意識調査
日本オラクルは4月22日、サステナビリティー(持続可能性)における意識とテクノロジー活用に関する世界調査「No Planet B」(第二の地球は存在しない)の結果を発表した。常務執行役員の善浪広行氏が日本の調査結果と同社の取り組みについて明らかにした。
2022-04-25 -
サステナビリティー経営でデータリテラシーが必須のスキルに
各国政府と民間企業が極めて高いサステナビリティーを掲げ、その目標をどのように達成していくか、ということに昨今注目が集まっています。しかし、環境に配慮している実績は簡単に示せるものではありません。多くの企業にとってその解決策になるのが「データ」です。
2022-04-19 -
カーボンニュートラルが新たな基軸に--日系各社が取り組み
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させる取り組み「カーボンニュートラル」の取り組みが世界的に進んでいる。2030年度には温室効果ガスを2013年度比で46%削減することを目指すなど、日本も例外ではない。
2022-03-07 -
技術者の採用競争が激化、若手人材の獲得に"グリーン思考"が有効?--欧州
優れた人材を獲得する競争が激化する中、若者をテクノロジー分野で雇用するには、彼らが求める企業のあり方を考える必要があるかもしれない。
2022-03-03 -
セールスフォースやグーグル、「気候変動の説明責任」に関する取り組みを強化
セールスフォースは、持続可能性を同社のコアバリューの1つに掲げ、気候変動の取り組みに一層注力することを発表した。
2022-02-18 -
JEITA会長が説く「脱炭素化の決め手は『グリーン×デジタル』」
今回は、電子情報技術産業協会 会長の綱川智氏と、IIJ セキュリティ本部セキュリティビジネス推進部長の山口将則氏の発言を紹介する。
2022-01-07 -
お客さまのDX加速、ESG経営推進を支援--日本オラクル・三澤社長
2022年に向けたIT企業のトップメッセージを紹介する。日本オラクルの三澤社長は「お客さまのデジタルトランスフォーメーション加速、ESG経営推進を支援」を掲げる。
2022-01-05 -
富士通とRidgelinez、企業のSDGs達成やCO2排出量可視化を支援
富士通とRidgelinezは、SDGsで定められている環境課題の解決に向けて、連携を強化する。第一弾として、サプライチェーンのCO2排出量算定・可視化サービスの提供を開始した。
2021-12-28 -
非財務の取り組みが与える財務への影響を可視化--NECのESG活動
NECは、ESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:企業統治)に関する活動の説明会を開催。非財務の取り組みが与える財務への影響や、サプライチェーン全体におけるCO2排出量を実質ゼロにする活動について語られた。
2021-12-13 -
機運高まるSDGsやESGがIT部門に与える影響
企業経営でSDGsやESGへの取り組みが注目される中、これらはIT部門にも影響を与えるとともに、新しい役割を付け加えるものになると見られている。
2021-10-08 -
日立製作所、2050年度までにバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを実現へ
日立製作所は9月13日、2050年度までに自社の生産活動、調達、製品/サービスの使用などバリューチェーン全体でカーボンニュートラルを実現し、ネットゼロ社会に貢献する目標を新たに発表した。
2021-09-13 -
日立の新サービスにみる「企業の脱炭素経営支援」のポテンシャル
本連載では、筆者が「気になるIT」を取り上げ、その概要とともに気になるポイントを挙げてみたい。今回は、日立製作所の「CO2算定支援サービス」を取り上げる。
2021-04-15 -
クラウドコンピューティングは今後数年でCO2削減にどれほど寄与するか--IDC
IDCの調査によって、IT業界には「グリーンIT」の考え方が浸透してきているものの、今後数年間でグリーンITがCO2排出量に与える影響は、企業が今後データセンターをどう構築し、利用するかに大きく依存することが明らかになった。
2021-03-21 -
脱炭素社会の実現に向けてデジタル技術を生かせ
本連載では、筆者が「気になるIT」を取り上げ、その概要とともに気になるポイントを挙げてみたい。今回は、日立製作所の「再生可能エネルギーの使用状況を見える化するシステム」を取り上げる。
2021-02-04 -
マイクロソフト、"最も先進的でサステナブル"なデータセンターリージョンをスウェーデンに
マイクロソフトは、環境対策へのコミットメントを果たすべく、欧州で先進的なソリューションを拡大しようとしている。
2020-11-26 -
IT業界は「ESG投資」を商機につなげよ
環境(Enviroment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の頭文字を取った「ESG」という言葉が、企業経営の新たな取り組みとして注目されるようになってきた。IT業界はこの新潮流を商機につなげたいところだ。
2018-07-12