日本BEAシステムズは10月3日、C、C++、COBOLプログラミング言語を使用して開発されたBEA TuxedoアプリケーションをWebサービスを通して直接アクセスするためのソフトウェア新製品「BEA Salt(Services Architecture Leveraging Tuxedo)1.1」の出荷を、2006年10月5日より開始することを発表した。
BEA Salt 1.1は、既存のIT資産をプログラムを変更することなく、SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づいたシステムで活用できるようにする新製品。既存のC、C++、COBOLソフトウェア資産をJava EEや.Net環境に対応するための工数やコストを削減することが可能。評価版は、同社のウェブサイトから無償でダウンロードできる。
同製品は、金融、通信、製造、流通、運輸、公共などの基幹システムとしてトランザクション処理を行うミッションクリティカルな企業ITシステムや、既存のOSS(Operation Support Systems)およびBSS(Billing Support Systems)などをWebサービスとして利用でする通信業界向けシステムの構築などで有効になる。