これまで学び、楽しんだことを振り返ってみよう--エリック松永の英語道場(39)

エリック松永

2009-12-18 08:00

 What's up, man?

 いよいよ2009年も終わりに近づいてきましたね。今年1年でみなさんの英語力はどう変化したでしょうか? TOEICの点数が思うように伸びなかった人、単語を1000個覚えると年始に意気込んだのに最初の10個しかできなかった人、外国人上司とコミュニケーションが取れるようにと勉強したのにまだあいさつしかできない人、ラジオ英語を1年間続けると決めたのに結局1週間しか続かなかった人など、今年も英語の勉強がうまくいかなかったと落胆している人も多いと思います。

まつながみか イラスト: まつなが みか

 やりかけた中途半端な勉強、それは無駄だったのでしょうか? 私はそうは思いません。勉強しようと思ったあなたは素晴らしい。そして1ページでも、単語10個でも、ラジオ英語3回でも、着手したあなたは素晴らしいのです。去年の自分と比べて、何かひとつでも多くのことを学んでいたのであれば、あとはどう継続するか考えればいいだけです。この「エリック松永の英語道場」の本当の目的は、さまざまな視点から英語を見ることで何かに気づき、英語に興味を持ち、英語を学ぶモチベーションを高め、そして英語を学ぶことを継続してもらうことなのです。

 そこで今回は、これまでの総括として、過去の記事をもう一度振り返ってみましょう。

勉強方法をもう一度おさらい

 まず、英語を学ぶ人が最初にぶつかるのが勉強方法です。とかく日本人は参考書や英語学校の選択に全精力を費やし、開始とともに力尽きる傾向があります。英語をどう楽しむか、英語の勉強方法について参考に書かせていただいたのが、以下の記事になります。

「勉強」よりも「楽しみながら学ぶ」

 一方、勉強、勉強と考えるだけではやる気がなくなってしまう人もいますよね。ちなみに私も勉強という言葉にはアレルギーがあって、どうやって勉強ではなく楽しんで学べるかを考えつつ、自分のモチベーションを上げています。こうやって、いまだに自分をだまして学習しているのかもしれません。みなさんにも、英語がわかるとこんなに楽しいのだと実感してもらいたくて、映画や音楽、コメディーなど、なじみやすいテーマを時々取り上げています。

 実は、こういった芸術やコメディーの分野の英語はかなり高度なのですが、「勉強している」という感覚にならないのが特徴です。以下の記事を読んで英語により興味を持ち、「辞書を引くのが楽しい!」という感覚をぜひ体験してほしいと思います。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

関連記事

関連キーワード
経営

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]