スタイライフ、ECサイトと決済システムの連携に「ASTERIA WARP」を採用--3日の短期間で構築

ZDNet Japan Staff

2010-05-07 13:39

 住商情報システム(SCS)とインフォテリアは5月7日、スタイライフが運営するECサイトと外部決済システムとの連携に、インフォテリアの「ASTERIA WARP」を採用したと発表した。同製品により、通常はスクラッチ開発のため開発期間に1カ月を要するところ、3日でECサイト連携を実現したという。

 スタイライフは、ファッション系ECサイト「Stylife」を中核としてPC、携帯電話向けに多数のECサイトを展開している。今回、同社では顧客の利便性と購入率の向上のため外部決済サービスとして、会員サービスと決済手法の双方を取り入れることができる「楽天あんしん支払いサービス」の採用を決定した。また、ECサイトと同システムの連携開発にあたっては、EDI/EAI分野で実績があり、サポート体制も充実している点でSCSを選択したという。

 ASTERIA WARPでは、スクラッチ開発の必要がなく、GUIによる設定だけでデータ連携が可能だ。ECサイトで商品を購入するユーザーが、決済方法を選択したタイミングでショッピングカートに含まれる商品の情報をXMLデータ化し、楽天あんしん支払いサービスへ連携するという。同連携システムの導入により、同サービス経由での購入者が目標の150%を達成し、売上向上に大きく貢献したとしている。また、楽天あんしん支払いサービスを利用したユーザーのうち、約7割が新規顧客であり、新たな顧客層へのアプローチという目的が達成されたとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    2025年はクラウドを標的にする攻撃が増加!?調査レポートに見る、今後警戒すべき攻撃トレンド

  3. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  4. 経営

    プロが教える“使える業務マニュアル”--作成・運用を実現する3つのポイント

  5. セキュリティ

    Microsoft Copilot for Security--DXをまい進する三井物産が選んだ理由

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]