ITプロフェッショナルが取るべき資格ベスト10--2012年版

Erik Eckel (TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎 2012年04月11日 07時30分

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 資格の世界の状況も、サポートされている技術の移り変わりと同じくらい速いペースで変わっていく。この記事では、今のITプロフェッショナルにとって関係が深く価値が高い資格を紹介する。

 IT関連のスキルと専門性に関しては、あらゆる種類の「ベスト資格」リストが存在する。詳しい人であれば、すぐにCiscoの「CCIE(Cisco Certified Internetwork Expert)」やRed Hatの「RHCE(Red Hat Certified Engineer)」、その他の定番の資格を挙げるだろう。

 これはそういうリストではない。

 わたしは、数え切れないほど多くの顧客や組織と話した長年の経験に基づき、IT業界のもっとも実用的で需要が高い10の資格を挙げるリストとしてこれを作った。これをベストだと考える理由は、これらのスキルが、もっとも必要なものだと顧客が繰り返し求めたものだからだ。このリストでは、それぞれの資格を選んだ理由とその順序になった訳について説明している。

1.MCITP:エンタープライズアドミニストレーター

 わたしはAppleの技術が大好きだ。ハードウェアは見事だし、ソフトウェアは直感的で、同社のシステムは安全性を保ちながら物事を簡単にできるようにしてくれる。しかし、世の中ではWindowsの方が強い。それは間違いない。わたしが配置しているほとんどのMacは(そしてMacの売り上げは20%から25%伸びている)、バックエンドでWindows Serverに接続されている。しかし、Windows Serverの専門家は見つけるのが難しい場合がある。

 「MCITP(マイクロソフト認定ITプロフェッショナル):エンタープライズアドミニストレーター」を持っているITプロフェッショナルは、「Active Directory」、ネットワークとアプリケーションインフラの構成、エンタープライズ環境、および(受験時に上手に選択していれば)クライアントOSとしての「Windows 7」に関して、特筆すべきかなりの熟練技能を持っていることがわかる。

 これは、小規模企業から大企業組織までのあらゆる人が必要とする非常に強力なスキルセットだ。この資格を履歴書に加えれば、もし今の会社で人員整理の対象になっても、次の仕事を見つける準備はできていると言えるかもしれない。

 この栄えある第1位の選に漏れた資格には、「MCITP: Windows Server 2008 R2, 仮想化アドミニストレーター」と「MCITP:エンタープライズ メッセージング アドミニストレーター 2010」が含まれる。「Microsoft Exchange」は中小企業市場を支配している。仮想化の動きはまだ始まったばかりであり、少なくとも向こう10年間はテクノロジー市場の中心となるだろう。Microsoftの仮想化技術と電子メールプラットフォームに詳しい管理者は、今後重要性を増すばかりのはずだ。

2.MCTS

 MCITPの取得に必要なほど多くの試験を受ける時間がない人もいる。「MCTS(Microsoft認定テクノロジースペシャリスト)」の資格は、今エンジニアが追いかけるべきもっとも賢い資格の1つだ。前述の通り、世の中ではWindowsが強い。Exchangeや「SharePoint」、仮想化、Windowsクライアント、Windows Serverに関するMCTSの資格を加えられれば、履歴書は強化されるだろう。

 これらのMTCSの資格を取ることに、マイナス面はない。上記の資格はどれも、世界中の組織が毎日効果的に設計、実装、保守しようと格闘している特定の技術に対する熟練度を示す機会を提供する。

3.VCP

 仮想化は大流行している。これは筋が通っている。ハードウェアメーカーはより多くのデータを保存できる、より高速なサーバを次から次へと出し続けている。データセンターに鎮座しているサーバ群は、本来の性能のごく一部しか発揮していない。同じ物理筐体上内で複数の仮想サーバインスタンスを実行することを可能にする仮想化技術は、組織が懸命に技術インフラ投資を最大限に生かそうとする中で、今後重要性を増し続けるだろう。

 VMWareは仮想化ソフトウェアを作っている優れた企業だ。VCP(VMWare認定技術者プログラム)の資格を持っている技術者は、(現在および未来の)雇用主に対して、VMWareを利用した仮想環境の実装と保守ができることを示せる。データセンターを保守する責任を負っている技術者と話すことがあれば、VMwareはMicrosoftの代替技術である「Hyper-V」よりも好ましいと聞くことが多いかも知れないが、ほとんどの冷静なITプロフェッショナルは、Hyper-Vが改善されており、差は縮まっていることを認めざるを得ないだろう。

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