1st HDとセールスフォースが資本提携、5000万円調達--Force.comでBI機能

田中好伸 (編集部) 2012年04月16日 15時13分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ウイングアーク テクノロジーズを中核とする1stホールディングスは4月16日、米Salesforce.comとの資本業務提携を発表した。Salesforceを割当先として自己株式を処分する。処分する株式数は8万6100株、処分価額は1株569円、1stホールディングスは4899万900円を調達する。

 業務提携では、ウイングアークが開発するデータ可視化ツール「MotionBoard」をSalesforceのPaaS「Force.com」上で利用できる「MotionBoard for Salesforce」を1stグループのバリオセキュア・ネットワークスが提供する。

 MotionBoard for Salesforceは、SaaS型の顧客情報管理システム(CRM)「Salesforce CRM」の顧客情報や問い合わせ情報などのさまざまな情報をMotionBoardで可視化して、情報活用を実現するためのさまざまな分析機能を提供できるという。社内マイクロブログツール「Salesforce Chatter」ともシームレスに連携する。MotionBoard for Salesforceで出した分析結果を、Chatter経由で共有することも可能だ。

 両社は、ネットワークを介してクラウド上にあるアプリケーションとデータの統合も進めていく。バリオセキュアが提供しているセキュリティアプライアンス「VSR」を利用することで、Salesforceが提供するサービスをはじめとするクラウド環境と企業内の環境の違いを意識することなく、一元的に情報を活用できるようになるという。

 Salesforceが提供するソーシャルメディアモニタリングサービス「Radian6」と、MotionBoardを初めとする1stのビジネスインテリジェンス(BI)ツールを連携させて、消費者の嗜好や動向を分析できるソリューションも開発していく。Radian6はSalesforceが2011年に買収。TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアにアクセスして、情報をリアルタイムに収集、評価、分析できるという。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算