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中外、仮想デスクトップのバックアップを8時間から15分に短縮

ZDNet Japan Staff

2012-09-24 17:58

 自動車部品の製造などを手がける中外は、新たな仮想デスクトップシステムを構築、本稼働を開始させた。ストレージとしてNetAppの「FAS2240」を採用している。ネットワールドが9月24日に発表した。

 中外では、ヴイエムウェアの「VMware View」を基盤とする仮想デスクトップシステムを2010年から運用していた。その後、社内への適用領域拡大を検討したが、利用していたストレージは、バックアップに長時間かかるようになっていたほか、容量不足などの課題も抱えていたという。そのため、中外はVMware View用サーバの更新にあわせて、ストレージ基盤も刷新することを決めた。

 選定にあたっては、より高い性能と信頼性、そして優れた運用管理機能を求めた。その結果、ネットワールドからの提供を受け、NetApp FAS2240を採用。構築はネットワールドのパートナである中部テレコミュニケーションが担当した。

構成イメージ図(出典:ネットワールド) 構成イメージ図(出典:ネットワールド)
※クリックで拡大画像を表示

 FAS2240の採用は、「バックアップ時間の大幅短縮」「重複排除機能によるリソース有効活用」「様々なストレージプロトコルに対応できるユニファイド機能」の三点が決め手となった。

 従来の環境では、140台分の仮想デスクトップのバックアップに毎日8時間を要しており、運用管理上の大きな課題になっていたという。FAS2240の導入後は、NetAppのバックアップ・リカバリ機能「Snapshot」「SnapMirror」、そしてVMwareのスナップショット機能との連携を実現する「SnapManager for Virtual Infrastructure」を活用。バックアップ対象が190台に増えているにも関わらず、以前の8時間から約15分へと、バックアップ時間の短縮を実現した。

 また、重複排除機能については、NetAppの「Deduplication」機能を活用。クライアントのOS領域など共通部分が多いデスクトップ仮想化で、その効果が特に有効に発揮されているという。これまで中外では個々のデスクトップイメージを別々に保存していたため、多くのストレージ容量を消費していたが、重複排除機能によって容量を従来の20〜30%程度まで削減したという。

 また、FAS2240は、FC、iSCSI、CIFS、NFSなど、様々なプロトコルに一台で対応するユニファイドストレージである点が特長だ。中外は従来、高額なFC対応ストレージを使用していたが、今回からCIFS、NFSを主体としたIP接続に切り替えることでシステムコストを削減。同時に将来他のプロトコルが必要になった場合にも、柔軟に対応できる拡張性を実現したとしている。

 中外では今後、業務で使用するクライアントPCの全面仮想化を目指すとともに、中国や東南アジアなどの海外拠点へもサービスを拡大。グローバルビジネスを支えるインフラとして活用していきたい考えだ。

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