
プロセッサ
プロセッサは、あらゆるタブレットの心臓部と言える。われわれが目にするのはディスプレイだが、プロセッサによってデバイスの成否が分かれるのだ。
・iPad Airには、1.4GHzのAppleの「A7」という、64ビットのARMv8-Aアーキテクチャを採用したデュアルコアCPUと、「PowerVR G6430」というGPUを搭載したプロセッサが採用されている。
・Kindle Fire HDXには、2.2GHzの「Snapdragon 800」というクアッドコアCPUと、「Adreno 330」というGPUを搭載したプロセッサが採用されている。
判定
この判断は難しい。AppleのA7が高速なプロセッサであるのは疑いようもなく、デュアルコアでありながらクアッドコアを圧倒する性能を誇っている。しかし、Snapdragon 800はより多くのコアを搭載しているため、処理上の負荷が増加した際でも作業を分担して実行できるはずだ。
筆者はいずれの製品においても適切な処理能力が実現されていると感じているため、この勝負は引き分けにしたい。
提供:Apple and Amazon