データ可視化ツール「MotionBoard」新版--セルフサービスBIを現場向けに強化 - (page 2)

齋藤公二 (インサイト)

2014-03-27 16:08

 地図情報を連携させてデータを可視化する機能も強化されことや、ローカルPCに保存したExcelデータを更新する度に自動で取り込み、ダッシュボードとして表示する新機能などをデモで紹介した。地図データはオプションではなく標準で付属し、印刷や再利用が可能な形態で提供されることも特徴だとした。

 MotionBoard Cloudについては、営業本部 VARIOクラウド営業部 部長 森脇匡紀氏が解説した。MotionBoard Cloud for DMPは、データソースとしてクラウド上に構築したプライベートDMPとのデータ連携のほか、ローカルPCにあるExcelやCSVなどをアップロードして分析できる。

 今後は、人口統計データや気象観測データ、消費動向データ、ソーシャルメディア反応データなどを提供するサービスも開始する。これらを組み合わせることで、多様な視点でのデジタルマーケティングを行うことを支援するという。

 価格は、基本費用が10ユーザーの場合で月額10万円、初期設定費用10万円から。今後、DMP以外の応用分野として、顧客分析や営業分析など、ラインアップを増やしていく予定という。

地図データ連携機能も強化された
地図データは標準で搭載される(ウイングアーク1st提供)

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