しかしIBMの行く手には、クラウド分野の雄であるAmazon Web Services(AWS)やMicrosoft、Googleという大手企業が立ちはだかっている。
Goetz氏は「IBMの現時点での主な競合はMicrosoftになるだろう。「Microsoft Azure」はマシンラーニング向けの容易に使用できる環境や、成熟したAPIマーケットプレース、幅広いサービスでユーザーを獲得してきており、アプリ開発チームがリアルタイムで洞察を行動に結びつけられるよう、業務の最前線で稼働するオフィスアプリケーションとバックオフィスのインフラをリンクさせてきている」と述べた。
まとめ
- IBMは、Bluemix上の製品ポートフォリオを拡充してきており、現在ではクラウド及びビッグデータに関する、25を超えるサービスが利用可能になっている。
- IBMが自社を「認知ソリューションとクラウドプラットフォームを提供する企業」へと変えていこうとしているなか、クラウドとビッグデータは同社の将来にとって極めて重要な存在となる。
- IBMはビッグデータとクラウドという分野においてイノベーションを重ねてきているが今後、主にMicrosoftとの激しい戦いに直面するだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。