マイクロソフトとレッドハット、コンテナサポートで連携強化

Mary Jo Foley (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2017-08-23 10:36

 MicrosoftとRed Hatは米国時間8月22日、提携を一層強化し、エンタープライズユーザー向けのハイブリッドコンテナにおける「Windows Server」関連のサポートを拡充していくと発表した。

 両社はこの発表で、「Red Hat OpenShift Container Platform」上でのWindows Serverコンテナと、「Microsoft Azure」上での「Red Hat OpenShift Dedicated」、「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)や「Red Hat OpenShift」上での「SQL Server」に対するネイティブサポートを追加すると述べている。

 Red HatのコンテナアプリケーションプラットフォームであるOpenShiftは、「Kubernetes」に基づいて構築されており、単一プラットフォーム上でLinuxと「Windows」のワークロードの双方をサポートする。2017年5月の「Red Hat Summit」で披露されたこの機能は、Windows Serverのサポートとともに2018年の春にテクノロジプレビューとして利用可能になる予定だ。

 Azure上でのRed Hat OpenShift Dedicatedは、2018年の初めに利用可能になる予定だ。またMicrosoftが同日述べたところによると、RHELとOpenShift向けの「SQL Server for Linux」は、数カ月中に一般提供が開始され、両社によってサポートされるという。

コンテナ

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  2. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  3. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

  4. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

  5. セキュリティ

    急増する工場システムへのサイバー攻撃、現場の課題を解消し実効性あるOTセキュリティを実現するには

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]