山善、オールフラッシュ活用でシステム処理を約97%高速化

NO BUDGET

2017-10-03 10:50

 生産財や住設建材、家庭機器を取り扱う専門商社の山善は、オールフラッシュストレージを導入。債権債務管理システムの性能を改善させ、業務効率を向上させている。ピュア・ストレージ・ジャパンが9月27日に発表した。

 2014年7月に導入したパッケージソフトの債権債務管理システムは、当初は期待通りの性能を発揮していたものの、稼動領域の拡大に伴ってサーバで取り扱うデータ量や処理量が増え続けたことで処理速度に影響がでていたという。

 パッケージソフトの利用を継続しつつも、処理を高速化させるにはストレージ環境の見直しが必要だと判断。複数のストレージ製品を検討した結果、導入コストや見込める効果などを評価し、「Pure Storage FlashArray //M20」に決めた。

 債権債務システムで業務処理を進めながら、並行してバッチ処理を実施した場合、バッチ処理がアプリケーション側の速度改善とあわせて約73%向上、単体での業務処理では最高で約97%の高速化に成功したとしている。また、重複排除機能によってストレージ利用率は約20%にとどまっており、データ量の増大に対する容量の増加ペースはこれまでよりも緩やかになっている。

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