
2011年
今日の状況を見てみると、多くのロボットがタスクを選ばない汎用プラットフォームとして実現されている点に気付くはずだ。その源流は「TurtleBot」にまでさかのぼることができる。
TurtleBotが荒削りに見えるのは確かだ。しかし、Willow GarageのWise氏とTully Foote氏によって生み出されたこの低コストのパーソナルロボットキットによって、ロボティクスのエンジニアはさまざまな種類のセンサと、出力系デバイスを連携動作させられるモバイルプラットフォームを手にすることができたのだ。
ロボットの設計は、ほんの数年前であっても、何もないところからの作業となっていた。TurtleBotのおかげで開発者らは、安定したプラットフォームが手元にある状態から開発を始められるようになった。
TurtleBotがROSをベースにしているのは言うまでもない。