AWSは11月末に年次イベント「re:Invent」を米ラスベガスで開催しており、現地への実来場者だけで実に4万人以上を数えている。
IaaSでユーザーを拡大してきた同社だが、サーバレスコンピューティングや人工知能および機械学習、IoT、今年はAR/VRなどもトピックになっている。
当初、サーバを購入する必要がないという意味で、価格競争によってユーザーを増やしてきたと考えられるAWSだが、今後は基幹システムのクラウド移行を含めて、さまざまなシステムの中核となるプラットフォームとしての存在感をより強めてくると考えられる。
その時に展開されるAWSのビジネスイメージは、当初のものと本質的に異なってくると考えられる。
AWSの優位を支える戦略--価格競争と一線画すか