デルとEMCジャパン(Dell EMC)は2月7日、第14世代「PowerEdge」サーバのラインアップに「R6415」「R7415」「R7425」の3製品を加えて、販売を開始した。いずれのモデルもAMDのサーバ向けCPU「EPYC」を搭載する。
新製品はエッジ処理やソフトウェア定義ストレージ(SDS)、高性能計算(HPC)などのワークロードに適しているとする。また、既存の第14世代PowerEdgeサーバと同じく、リモート運用管理「iDRAC 9」とモバイル端末を使ったサーバ管理「Quick Sync 2」といった機能を備える。
R6415は、1Uラック型の1ソケットサーバで、最大32個のCPUコア、最大10台のPCIe NVMe SSD、最大2Tバイトのメモリを搭載可能。税別価格は67万6500円から。
R6415の製品イメージ(出典:Dell EMC)
R7415は、2Uラック型1ソケットサーバで、AMD EPYCベースのVMware vSAN Ready Nodes認証モデルとなっている。vSAN 4ノードクラスタ当たり、システム全体の総所有コスト(TCO)を最大20%改善するとしている。最大32個のCPUコア、最大24台のPCIe NVMe SSD、最大2Tバイトのメモリを搭載可能。税別価格は73万6100円から。
2Uラック型2ソケットサーバのR7425は、コンテナ、ハイパーバイザ、仮想マシン、クラウドコンピューティングの各分野で最大24%の優れたパフォーマンスを記録し、HPCでは流体解析(CFD)の絶対性能で最大25%の性能向上を記録したとしている。最大64個のCPUコア、最大24台のPCIe NVMe SSD、最大4Tバイトのメモリを搭載可能。税別価格は91万1800円から。