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「Raspberry Pi」に新型タッチスクリーンが登場--価格60ドルで画面解像度が向上

Adrian Kingsley-Hughes (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2024-11-06 10:18

 「Raspberry Pi」は、ディスプレイがなくてもできることはたくさんあるが、アプリケーションによってはスクリーン、特にタッチスクリーンが必要なものもある。Raspberry Piで最初に7インチのLCDパネルがリリースされたのは2015年になるが、今となっては800×480ピクセルの解像度は少々物足りないだけでなく、「Raspberry Pi 5」ボードとも互換性がない。

 Raspberry Pi Foundationは11月4日、新たなディスプレイ「Raspberry Pi Touch Display 2」を発表した。画面サイズは7インチ、価格は60ドルで従来モデルと同じだが、解像度が720×1280ピクセルに向上している。プリント基板はディスプレイ筐体に内蔵されているため、よりスリムなフォームファクターに収まっている。

Raspberry Pi Touch Display 2の技術仕様

  • 7インチ(対角)ディスプレイ
  • 88×155mmのアクティブエリア
  • 720×1280ピクセル(RGB)
  • 5本指タッチに対応したマルチタッチ静電容量式パネル
  • Raspberry Pi OSに完全対応
  • Raspberry Piからの電源供給

 新型ディスプレイは、「Raspberry Pi Zero」ボードを除く、「Raspberry Pi 1B+」以降のRaspberry Piボードと互換性がある。

 Raspberry Piボードは4本のネジでディスプレイに取り付けられ、必要な電源ケーブルとデータケーブルが付属している。ディスプレイ用ドライバーは、5本指タッチやオンスクリーンキーボードに対応している。

 Raspberry Pi Foundationは、少なくとも2030年まで同製品を継続すると約束している。

提供:Raspberry Pi
提供:Raspberry Pi

この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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