NECは11月30日、企業内の基幹システムや企業間の業務連携システムなど、Javaやマイクロソフトの.NET Frameworkを活用したマルチプラットフォーム環境での開発を支援するシステム開発環境「SystemDirector Enterprise(システムディレクター・エンタープライズ)V2.1」の販売活動を同日開始したと発表した。
新製品の販売開始にあたりNECは、Javaと.NET Frameworkによるシステム開発を容易にする「SystemDirector Enterprise for Hybrid(ハイブリッドモデル)」を製品化。アドビシステムズのFlex 2(フレックス2)やJavaのSwing技術に対応したリッチクライアント構築基盤として使用することも可能にした。新製品は、上流設計基盤も搭載している。
税別価格は、ハイブリッドモデル開発環境が800万円から、Java向け開発環境と.NET向け開発環境がどちらも500万円から。同日から出荷する。
NECは、今後3年間で1500システムの販売を目指す。